強い巨人復活!?

2002年に日本一になって以来、リーグ優勝をしていない。2005年、2006年は球団史上初の2年連続Bクラス入りの屈辱を味わった。
しかし、9シーズン連続日本一の日本記録を持つ読売ジャイアンツが、今年、息を吹きかえした。

8月15日の試合を終えて、2位のドラゴンズと1ゲーム差で1位。昨年4位の巨人からは想像できない好成績を残している。
では、ジャイアンツの好調の理由は何なのか。

先発3本柱の大活躍

高橋尚成、内海哲也、木佐貫洋。

昨年2桁勝利投手が内海ただ1人と先発投手陣に、大きな課題が残ったジャイアンツ。
しかしここまで、この3人が、合わせて31勝と先発投手陣を引っ張っている。
昨年不調から復活した、高橋、木佐貫。昨年以上の活躍を見せる、内海。そして忘れてはいけないのは、新人ながら7勝を上げた金刃。
この先発投手陣が失速しないことが、チーム日本一のカギとなる。

打者の確実性UP

昨年、3割をマークした選手は、李スンヨプただ一人。チーム打率はリーグ最下位の.251と確実性を欠いた。

ここまで、規定打席を達成して、三割前後の打率をマークしている選手。

谷 佳知    .325
小笠原 道大 .306
高橋 由伸  .304
二岡 智宏  .295
阿部 慎之助 .293

打率リーグ3位の谷を筆頭に、3割前後の選手が5人もいる。パワーに加え、確実性もUPした史上最強打線が、チーム日本一のカギとなる。


1,2番の定着

昨年は1,2番の出塁率が.273と12球団で唯一3割に届かなかった。
しかし今年は、1番高橋、2番谷の新コンビが大活躍している。1,2番の出塁率は、4割近くまで跳ね上がった。
この新コンビの出塁でチャンスをつくり、得点を奪っていく。

昨年の課題を見事克服した今年は、5年ぶりの日本一を勝ち取り、
強い巨人復活なるか。



                                     
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